ロードバイク に乗り始めて、始めはサイクリングなどを楽しむかと思いますが、その内速さを求め、友達とどっちが速いか競い合うようになったり、、、、そんな時に数値で比較できればいいと思ったことはありませんか?
ロードバイク にはパワーメーターというものを付ければ、走行時のパワーを測定することができるようになります。パワーメーターも昔は高価で手が出にくかったですが、最近は割と導入しやすくなっているかと思います。
このパワーを知っていれば、ざっくりとですが、相手の戦闘能力を知ることができるのです!
ここで言う戦闘能力というのが、ロードバイクの世界でいうFTPという数値を見ることで、ある程度わかってきます。
FTPとは:
(Functional Threshold Power)
(機能的作業閾値パワー)
簡単に言うと、1時間出し続けることができるパワーの最高値になります。単位はW(ワット)で表します。
FTPの計測方法『コーガン方式』:
①実際に1時間維持できる最大出力で走り平均値を計測
②20分の最大平均パワー×0.95=FTPで計測
このように①、②とありますが、①の方が正確だと思いますが、主に②で計測するのが一般的だと思います。GARMINのサイクルコンピューター(サイコン)で計測するモードも②です。
②のメニュー(ガーミン)
1,ウォームアップ(20分)
2,パワーゾーン6(L6)(5分)
3,パワーゾーン2(L2)(10分)
4,FTP測定 全力走(20分)
5,クールダウン(10分)
(※パワーゾーンについては後述します。)
パワーウェイトレシオ(PWR)とは:
(Power to Weight Raito)
(出力重量比)
FTPで計測した出力(W)を体重で割った比率のことを指します。単位は「W/kg」で表します。または、単純に体重の何倍ということが多いです。
例えば、体重65kgでFTP230Wの場合
式)230W÷65kg=3.54W/kg (約3.5倍)
趣味レベルで4倍以上あれば凄いと思います。
プロ選手で5倍以上になってくるかと思います。
FTPが高くても体重が重ければパワーウェイトレシオは低くなり、登りで遅くなります。
※パワー・トレーニング・ゾーン
レベル |
%:FTP比 |
|
L1 回復走 | ~55% | |
L2 耐久走 | 56~75% | |
L3 テンポ走 | 76~90% | |
SST・スイートスポット | 88~94% | |
L4 LT(乳酸閾値) | 91~105% | |
L5 VO2max | 106~120% | |
L6 無酸素運動容量 | 121~150% | |
L7 神経筋パワー |
※じてトレ引用
こちらの計算ツールが便利です。
私のFTP推移
2018年7月にパワーメーター導入(4iiiiの片側クランク)
2018年7月1日初測定 198W(ガーミン)
2018年7月6日再測定 229W更新(ガーミン)
2018年8月八方ヶ原ヒルクライムレース 237W更新
2019年2月14日Zwift FTP (shorter) 246w更新(体重68kg)(3.62W/kg)(約3.6倍)
2019年3月 右膝が痛みだす
約2ヶ月間ほど、まともに乗れなかった(FTP低下)
しばらくFTP計測せず
5月車坂峠ヒルクライム(小諸)20分最大平均パワー236W ×0.95=224W
8月矢板八方ヶ原ヒルクライム 20分最大平均パワー267W×0.95=253.6W自己ベスト(体重67kg)(3.78W/kg)(3.7倍)
しばらく目標のレースもなく、練習さぼり気味によりおそらくFTP低下、筋トレ開始し体重増加
2019年12月 FTP220W設定でZwift再開(感覚的になんとなく220Wに設定していました)
2020年1月 ZwiftレースでFTP更新235W(体重72kg)(3.26W/kg)(約3.2倍)
今年も5月に車坂峠ヒルクライムへ出る予定なので、2月中旬ごろから減量に入り、パワーウェイトレシオを高め、自己ベストタイムを更新したいと思います。目標は4倍!
2021.03.07追記
現在のFTP 265W、67kg、3.95倍
ちなみにFTP向上トレーニングには、もう有名だと思いますが、こちらの本が大変参考になります。 おすすめです。
サイクルコンピューター(サイコン)
※2020年1月現在Edge520Jはメーカー販売終了で後継機種としてEdge530になっているようです。(私は海外通販でEdge520を購入したので、英語バージョンになり日本語表示ができません😭)
GARMIN(ガーミン) EDGE 530 日本語版 GPSサイクルコンピューター(単体) 004476